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 11月10日より、中国黒竜江省と陝西省に道議会議員派遣として訪問に参加。1986年に北海道と中国黒竜江省は友好提携に調印し、その間相互の交流を行っている。今年は北海道議会から加藤議長を団長として他9名の議員が、ハルビン市等を訪れ、黒竜江省人民代表大会や人民政府などを表敬訪問。
 レセプションや夕食会などではたいへんな歓迎ぶりで、大いに友好を深めることができたと思っている。しかし、それはそれとして、訪問先の相手はことごとく“副”の対応だった。しかも代表者ばかりではなく、その下の地位の者までみごとに“副”の役職が出席。さすがにこれほど明確な当てつけは、彼らの表向きの態度とはうらはらに、私には到底理解できない誤った自尊心と傲慢さを感じずにはいられなかった。これが逆の立場ならおそらく途中で予定をキャンセルし、帰国したのではないだろうかと、私は思っている。

例をあげると、
(a)黒竜江省人民代表大会常務委会(黒竜江省議会)議員との公式レセプション。出席者は副主任(副議長)、副秘書長、弁公庁副主任、民族橋務外事委員会副主任、政府外事弁公室副主任。
(b)黒竜江省政府表敬訪問。対応は副省長、そして商務庁副庁長、教育庁副庁長。
(c)ハルビン師範大学、表敬訪問。対応は副学長。
(d)陝西省人民政府外事弁公室の副主任のご招待による夕食会。