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新冠町で行われた、アイヌ民族の供養祭であるイチャルパに出席した。昭和58年より始まった事業で、町内各地に点在していた無縁仏を整理し845体の遺骨が判官館無縁納骨堂に収容されている。
イチャルパは(社)北海道アイヌ協会新冠支部主催で行われ、カムイノミ(神々に新酒をささげる儀式)、ツバカムイノミ(火の神に拝礼)、ヌサ・オンカミ(ヌサ祭壇お酒をささげる儀式)と続き、古式舞踊公演、ポロリムセ(輪踊り)が行われます。
昨今アイヌ協会への風当たり、偏見、中傷が相次いでいますが、少なくとも日高管内の各支部や会員の皆さんは、民族の伝統文化や習慣などの保存・伝承に一生懸命です。また、理不尽な差別や偏見を見てきた者として、前向きに共存、保存の視点で意見を伝えていきたいと考えています。

続いて、新冠町節婦町内会主催の敬老会に出席。参加の皆さんに「来年も必ずここで会えることが務めですよ〜」

次に、新ひだか町でのペテカリ祭。あいにくの降雨となり、関係者の皆さんは本当にお気の毒でした。それでも例年同様多くの来客がみられ、バザー等に協力です。地域に溶け込んだ施設の存在が感じられました。政治での後押しがまだまだ必要としているので、現場の声を聞いて参ろうと思います。

北海道議会議員 藤沢澄雄