議院内閣制の日本のシステムにあって、総理大臣が替わることで政策が大きく変化するだろうか。首相のタイプによって与党の体制は変わるかもしれない。しかし仮に政策が大きく変わるのなら、それは国民に信を問わなければならないということになる。そう考えると、民主党党首選における政策の違いは、それほど重要ではないということにならないだろうか。
 誰が首相になるかで違いがあるものは、与党のまとまり、内閣人事、海外からの信頼、国防姿勢、国会対策、もあるかもしれないが、最も大きいことは、失言の危険性だったりして・・・