組織に所属するなど、枠にはめられることを嫌う若者が多い昨今ですが、サッカーの応援という意外なところで、簡単に日本中がひとつになったような気がします。しかも在日4世の李選手の決勝点。いいですね。選手もサポーターもみんな日の丸をつけての応援。そんなとき、日の丸が戦争につながるなんて考える人は誰もいないはずです。・・・でも学校現場では、いまだにそんな時代錯誤の意見が聞かれるのです。学校がいかに社会から隔離された特殊な場所だということなのかもしれませんね。
 以前、ニコニコ動画の有料サイトの会員が増えていることに関して、みんなが同じテレビ番組を観ているように、若者も「だんらん」を求めているのだとの記事を読んだことがあります。人は潜在的に「群がりたい」、「何かで共通でありたい」などと思っているのではないでしょうか。時代が変わっても、人はひとりでは生きていけないのですね。