正月のスポーツイベントの冒頭、国歌斉唱・国旗掲揚が行われていた。そこで常日頃疑問に思っていることを思い出した。国歌斉唱時の正式な振る舞い方について、今だにわからないし、周りをみても皆さんまちまちな行動をとっているということ。
例えば、自衛隊や消防など国歌斉唱・国旗掲揚時に「敬礼」と号令がかかると、一般人は敬礼はせず国旗に向かってお辞儀をするが、そのまま黙とうのように頭を下げっぱなしの人をよく見かける。一方外国人は胸に手を当て国旗を注目する姿を目にする。日本人としてどうするべきなのだろう。
教育現場では国際理解のためとして小学校での外国語教育も導入されるようになったが、ハローウィンのような宗教行事の紹介はあっても、国旗・国歌に敬意を表するマナー教育は行われていないようだ。
5日から管内の消防出初式が実施される。国旗・国歌に反対する議員の参加もあるが、そこでは誰も異を唱えるものはいない。