21日、新ひだか町で予定されていた、陸上自衛隊静内駐屯地年忘れ会が中止になりました。東千歳駐屯地所属の隊員が、当て逃げで逮捕されたことからの措置だそうです。酒気帯びの疑いもあるということで、勿論許されないことです。しかし、静内駐屯地は同じ第7師団傘下といっても別部隊。そこまでしなくともとも思いますが、自衛隊というのは、常に社会的責任を意識している組織なのだと改めて感じました。
自衛隊は、非難を浴びないことを最優先に、どこか遠慮がちな姿勢が感じられます。国民のために命をかけた任務を担っており、もっと胸を張るべきなのに、国民の理解は十分でないと感じます。世界の中でこれ程評価されない軍隊も、珍しいのではないかと想像します。仙谷官房長官の「暴力装置」発言からも分かるように、自衛隊を危険な組織と思っている人がまだまだいるのかと思うと、大変残念です。
自衛隊は、公務員の中でも法令遵守が最も徹底されている組織です。一方で教職員組合は、公務員として禁止されている政治的な活動や選挙運動を、当たり前のように行っています。そして、民主党幹部も「組合員のおかげで選挙に勝利できた」「教育公務員の政治的中立などありえない」などと発言しているのです。この現実を見過ごすわけにはいきません。