27日、第2回となる地方議会改革セミナーが札幌で開かれました。これは民主党の広田議員と私が連名で主催している勉強会のひとつで、ローカルマニフェスト推進地方議連を母体として行っているものです。
今回は北大公共政策大学院教授の山崎幹根氏を講師に、スコットランド議会を題材に我が国の地方議会の検証を行いました。
人口510万人のスコットランドは1999年に英国連邦より立法権を付与され、議会は一院制の議員内閣制をしいています。英国では地方議会まで政党政治が浸透していて、スコットランドでは地域政党も大きな存在となり、少数ながらも与党を担っているとのこと。国会との位置づけや定数129人はちょうど道議会のイメージかもしれない。しかし、立法権を持つという事は、道議会とは比べならないほど主権的であり、同時に責任も伴うはずです。羨ましく思うと同時に、道議会で何が改革できるのかを考えるのが先だと思いました。
山崎教授曰く「スコットランドが正しいのではない。ひとつの事例として捉えてほしい。」と、北海道には北海道の形があっていいはず、その通り!でも、学ぶべきところは多くありました。