この一年も北海道新聞などを題材に、たくさん意見を述べさせていただきました。意見が違うことは当たり前にあることですが、「言われっぱなし」・「言いたい放題」に、「違う意見もあるよ」、「ちょっとその意見、おかしくない?」という気持ちでの発信をこれからも続けたいと思っています。

 そこで〆として「2014年回顧・『心のデフレ』乗り越えて」との社説について。
要約すると、
 アベノミクスは地方へ届いていない。格差拡大と共に閉塞感が広がり、他人の幸福を羨みそれに向かって攻撃する事件の数々、イラつく心は寛容さも奪い、ヘイトスピーチなど「違い」を受け入れなくしている。しかし、そんな内向きの「心のデフレ」に陥ってはならない。こんな時には「楽観主義」で乗り切るべきだ。「できない」と悩むより、「なぜ、できないのか」と前向きに新年を迎えたい。

 これを読んで感じたのは、アベノミクスを「地方に効果が無い」と喧伝しているのは他ならないマスコミではないかということ。デフレ脱却と物価高、そして地方へのタイムラグは想定済みで、実質的な賃金アップを(前向きに)議論するべき。ようやくデフレ脱却の兆しが見えだしたものを潰すのは、マスコミなどが「(アベノミクスは)ダメよ、ダメダメ」と言う否定的な意見だ。それこそが「心のデフレ」ではないだろうか?先の衆議院選挙で楽観論を唱えたが伝わりにくかったのは、その内向き思考が染みついてしまったためだと感じた。

 最後に、前向き思考についてノーベル賞受賞の開発には千回以上の失敗などがあったとの苦労を紹介していたが、同時に日の目を見ない多くの研究者がいるこをを思った私はやっぱりひねくれ者だんだなぁ〜・・・(^_^;)

 来年もこりずに文句を言い続けます。よろしくお願いします。

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