札幌の航空イベントでオスプレイが展示されることが決まり、道内でのほんの一部団体(と私は思うが)と新聞は大騒ぎ?しているように感じている。主催者はその目的から「できるだけ多くの航空機」の展示を考えるが、上田市長は「飛んできて欲しくない」と述べている。

なぜオスプレイを特別視するのだろう。統計上オスプレイが他の機種よりも特別危険だというデータは無い。米国要人用にも使われているのだ。また、沖縄の負担軽減を思い全国各地で米軍の訓練を受け入れるべきだとする考えからも、北海道は道新のいう「すでに矢臼別で・・」といわずに、さらに積極的に協力するべきだと思う。

オスプレイは自衛隊への導入も決まっている。そこで、安倍首相が防衛大学の卒業式の訓示で語った内容を紹介する。
 平成11航空自衛隊のT33Aジェット練習機が河川敷に墜落、乗っていた2人の自衛官が即死した。墜落する際に練習機が高圧線を切断したため、関東地方の約80万戸で4時間近く停電したことから、新聞は停電の影響と住民への危険性から自衛隊への批判を展開したという。
 しかし検証によると、練習機が市街地に墜落することを避けるためにぎりぎりまで操縦していて、緊急用脱出パラシュートを開かずになくなったことが分かった。新聞の批判とは対照的に安倍首相は「最後の瞬間まで国民の命を守ろうとした」と讃えたという。