集団的自衛権容認の閣議決定を受けて、北海道新聞の「特集」記事の内容にはいつもながら呆れてしまった。6日は「腰抜け自衛官」の紹介だ。一人の自衛官は「『国のため』なんて考えたこともない」と言い、東日本大震災でも派遣を断った隊員がいるのに「そんな隊員が同盟国の兵士を助けられるか」との思いだという。別の腰抜け隊員はPKOに「本音では行きたくないし、誰かに銃口を向ける自信もない。でも、部下が行くのに断れない」と紹介。
 この記事を読んで、多くの自衛官は侮辱された気分ではないだろうか。自衛官の中には「腰抜け」もいるだろう。しかし、私の知る多くの自衛官は誓いを忠実に守り「国のために」働く強い意志を持っているのだ。
 その腰抜け自衛官は、自分の息子が自衛隊に入りたいと言ったら「自衛隊だけは諦めてくれ」と説得するつもりだと紹介している・・・・
 自分の仕事に誇りを持てない人間のコメントをわざわざ紹介する感覚を大いに疑う。まともじゃない!