IMG_0147

 朝食勉強会。札幌医大で治験が進む脳梗塞と脊髄損傷治療の為の再生医療の現状について担当教授より説明を受けた。自らの骨髄幹細胞を培養し投与することにより脳神経細胞などの再生が可能となるもので、札幌医大では医療品メーカーの「ニプロ」と提携を結び2018年に医薬品として承認・事業化に向けた研究が進んでいる。
 事例では、半身不自由な患者さんが骨髄幹細胞投与の翌日から驚異的な回復を見せる様子は全くの驚きだった。この研究は脳梗塞や脊髄治療に止まらず、肝硬変や糖尿病治療への発展も考えられているという。まるで現代版の「不老不死薬」といえそうなもので、一日も早い実用化が待たれる。