16日浦河町にて、教師のスキルアップを目指す学習会に参加させていた。主催するTOSS(Teacher’s Organization of Skill Sharing)という団体は、教師の教育技術についての方法(=指導法)を提唱する集団、及びその活動(Wikipediaから)であり、純粋に子どもたちへのより良い指導方法を研鑽する教師の集まりだ。この日は日高管内に限らず全道から小中高の現職教師が参加していていた。模擬授業形式で、教科書の内容を着実に履修する大切さや授業の進め方などについての学習会となっていた。
 素朴な感想として、ここで改めて教科書の大切さを学ぶということは、現場では教科書がないがしろにされ独自のプリントが幅を利かせているということなのかとも想像している。
 また、学力テストについては、単純な点数争いではなく、詳しい結果分析によって重点ポイントの洗いだしや児童の実態などからも改善策を探る手だてになるのだと、好意的に受けとめていていた。このような先生ばかりだったら北海道の学力レベルもさぞ違ったのだろうと感じた。
 私は議会で教育現場に対して厳しい注文や批判を展開しているが、このような現場の一端を拝見させていただけることで、多いに評価したい素晴らしい部分も発見することができたと思っている。以前から議論している北教組の大会にも是非呼んでいただきたいと思うが・・・

 今回初めて参加したという、日高管内の学校に勤める先生が5人ほどいらっしゃった。今後も少しずつ仲間が増えていくことを切望している。

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