2月9日より16日までTPP参加で日本農業の脅威とされる豪州とニュージーランドの農業実態を調査してきました。ニュージーランドでは乳製品の世界的シェアを誇るフォンテラ社及び酪農経営者への聴取。豪州では稲作生産者・団体や牛肉生産者・団体との意見交換と現地調査を実施しました。現在レポートを作成中ですが、単純に自由化を反対するばかりではなく、どの国の産業にも弱点はあり、それを克服するために並々ならぬ努力をしていることが感じられました。食料自給率・力の向上と確保を考えつつ、「ニーズに合った農作物の生産」と「農家の経営感覚」について議論を進めたいと考えています。
レポートは別途発表します。

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