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 塩崎師団長は、陸上自衛隊唯一の機甲師団であり、即応部隊として演習を重視することを隊員に訓示。また、北海道が訓練道場とされるのは、自治体の理解の賜物であり感謝するとも述べた。
 来賓の町村衆議は、日頃の活動により国の平和が守られていることに感謝し、かつての防衛予算削減に反省の弁、かさねて北部方面自衛隊の重要性、改憲で国防軍と明記したいと述べた。
 伊達参議からは、防衛大綱改正に向け、予算確保、人員増強などを盛り込みたいとの考えを伝えた。そして、安定政権の必要性も…
 
 このタイミングで、今朝の北海道新聞社説は、近年の防衛環境の変化や現場自衛隊員の危険を省みず、専守防衛から逸脱するがごときの主張を行っている。さらに、今さら影響力があるとは思えない護憲派自民党OBの声をわざわざ紹介している。96条先行改正は論理的に無理があるが、そもそも護憲か改憲かは国民の判断で決めるべきことだ。
 ジャーナリズムとして世論がやみくもに一方向に傾斜することや「物言えない」雰囲気に警笛を鳴らす考えがあるのかもしれないが、何でも“反対”、お上にも常に“反対”で良いとは、私は思わない。
 もちろん新聞社として意見は自由だが、批判の場合もも受けるべき存在であろうから、私はこれからも大きな声で「北海道新聞はこれでいいのか?」と言い続けるつもりだ。
 明日は「北海道の自衛隊を支える中央大会」がある。
北海道議会議員
藤沢すみお