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 第1回シベチャリ武四郎まつりに出席。探検家で北海道の名付け親ともいえる故松浦武四郎氏は、倭人によるアイヌへの搾取や虐待を政府に訴え、アイヌと人と人との交流を行ったことから、その功績を称え合わせてアイヌ民族祖先を忍ぶ事業として企画されました。松浦武四郎の功績検証勉強会のほか、カムイノミ、イチャルパ、そして古式舞踊の披露、アイヌ料理の試食会が予定されています。
 私は挨拶で「正しい歴史認識と未来思考の関係構築のためのイベントになればよいと考えている。また、アイヌの人々は心を伝えるために言葉を大切にしたので文字を持つ必然性がなかった。決して文化の質の問題ではない」との民族学者の説を紹介させていただいた。

藤沢澄雄