長谷川岳参議院議員は9日参議院農林水産委員会で、中国における重要保護動物による産業被害を国が補填するという「野生動物保護法」を例にあげ、ゼニガタアザラシなどの絶滅危惧種による農林水産品の被害補償を国が責任を持って行うよう提案した。農水省及び環境省閣僚から「捕獲枠の拡大や収入安定対策事業のさらなる充実のほか、ゼニガタアザラシと漁業の共存を目指して新たな方法を検討したい」旨の回答を得た。