昨日の道議会文教委員会で、3・4月に行われた道内の小中学校卒入学式で国歌斉唱が「十分に歌われているとは言い難い」と報告しました。学習指導要領で「国歌を斉唱するよう指導する」ことになっているのだが、その指導が十分でないことが分かった。私が臨席したある小学校の卒業式でも、子どもたちが元気に歌っていた年もあれば、校歌の時だけ元気に歌う姿も見られ、要するに指導する気があるのかどうかで違いが明らかになる感じたことがあった。

 今朝の勉強会では教育委員会制度のありかたに関する説明を受けたが、教育委員会の政治的中立の話題となった。教育の政治介入を排除するとの名目のもと、結果として日教組・北教組が教育現場に政治色を持ち込んでいることは(組織の議案書からも)紛れもない事実です。

 卒入学式における国旗国歌の問題は、一歩ずつ改善はしているものの未だにこんなレベルの話をしなけばならないという状況を、全道民に分かって欲しいものです。