北海道新聞で「路地裏の資本主義」とのタイトルでコラムがあった。
 かつて筆者の平川克美氏の著書である「小商いのすすめ」を読んだことがあるが、氏の経験則的感覚で実物経済を推奨し、あぶくのような投機マネーには関心を示さない考えに、至極共感をおぼえた。
 このコラムでは、まだ実態の無いアベノミクスを枕に、株取引の勧誘を例として「株は俺はやらないからさ。あした、3倍になると分かっていても買わないから…」証券マン「みすみす、儲かるとわかっている機会を捨てちゃうんですか」、そして別な識者の言葉を引用し「人々の生活の根本や生産の現場からあまりにも遊離した世界で金儲けする人間は尊敬しない」との意見に、私も共感している。
 主題とは少し外れるが、私もその通りだと思った。儲け話やうまい話は向こうから絶対にやってこないというのが私の鉄則。なぜかって?うまい話なら独り占めするはずでしょ!
 そう言いながら競走馬の営業はどうなの?と突っ込まれそうだ…「夢」??…(^_-)

藤沢すみお