「私たちの家は、先祖の人々が代々守り続けてきたものであります。先祖の人々が家の反映をはかった心持は、父母と少しも変わりがありません。私たちは、このように深い祖先の恩を受けて生活しているものです。したがってこの恩を感謝して、先祖をあがめ尊び、家の繁栄をかかることは、自然の人情であり、またわが国古来の美風であります。(中略)先祖に対しては、祭祀を厚くすることが大切であります。そうしてよく先祖の志をつぎ、先祖ののこした美風をあらわすようにつとめなければなりません。」(国定修身教科書から)今こそ、家、そして祭祀の大切さを見つめ直したい。