作家の赤川次郎氏が朝日新聞の「声」欄に大阪市長の価値観そして独裁に関する見解の中で、文楽を見て「こんなもの二度と見ないと言い放ち、補助金を削減した。『落語は補助金なしでやっている』・・・客の数だけを比べるのはベートーヴェンとAKBを同列にするのと同じだ。・・・過去に学ぶ謙虚さを持ち合わせない人間に未来を託するのは、地図もガイドもなく初めて山に登るのと同じ。・・」 それを読んで、私はアイヌ文化伝承活動のことを思い浮かべた。