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 貫気別中学校は60数年の歴史に幕を降ろし、来年度より平取中学校に統合します。地域にとって中心的な存在がなくなる寂しさは、過疎地を抱える管内全ての共通した課題となっています。
 しかし、今回の閉校をあえて“統合”としたところに、関係者の前向きな発想が感じられます。過疎化、少子高齢化を現実として捉え、教育力向上のためには何が優先されるのかを考えた結果ではないかと思われます。
 貫気別中学校の思い出は、2,000人近くの卒業生の心にいつまでもあり続けてほしいものです。