泊原発3号機の営業運転再開を審議するために、道議会は16日午後よりエネルギー問題調査特別委員会を開催することになりました。それを受けて、全国より「泊原発3号機の営業運転再開に反対する」メールが多数寄せられています。

私は、議員個人として以下のような考えを返信しました。

『ご意見承りました。ありがとうございます。私の考えを述べたいと思います。

原発の危険性と電力需要や日本経済の発展を総合的に考え、「新規の原発は認めるべきではないが、現存する原発は安全性を検証しつつ有効活用する」べきだと考えています。
私が疑問に思っていることは、”再稼働”と”稼働中”の原発の安全性は何一つ変わらないのに、なぜ、”営業運転再開”や“再稼働”にこだわるのかなのです。
仮に泊3号機の営業運転再開に反対するのなら、「即刻全ての原発も停止」と言うべきですが、私はそうは思わないし、世論調査でも6割以上の人が「全ての原発を今すぐに停止することは、現実的ではない」と答えています。
原発の安全性に関する総合的な評価は、専門機関の判断とそれに反対する意見とがあります。反対意見に対して私が全てを答えることはできません。賛否意見を総合的に判断させていただきます。
但し、データ改ざんの噂を聞きました。これは無視できないことだと考えていますので、今後議会の対応を考えています。』
このような場合は反対意見は多いのですが、賛成意見はほとんど寄せられないと推察します。