26日、新ひだか町と新冠町でエゾシカの駆除対策や利活用の調査を同僚道議とともに行いました。
甚大な農林業被害や自動車との衝突事故の増加が報告され、待ったなしの対策が急がれています。
直接的に駆除を進める一方で、有効活用することにより、経費の削減と狩猟等の促進が図られると考えます。
この日は、一時養鹿とシカ肉加工を手がける事業者、さらに管内の大部分の狩猟鹿を受け入れている事業者にて話を聞くことができました。
共通の課題として、シカ肉の需要拡大が最も大きなテーマです。食用はもちろんのこと、ドッグフードや皮、
角などの利活用をいかに進めるかなど、だれもが同じ思いなのですが、コストの問題等もありなかなか簡単に解決できません。
6月の道の機構改革により「シカ対策室」が設置され、課を横断した取り組みが始まります。
今後も地域の実情を伝え問題解決に前進できるよう、さらなる調査を進めて参ります。