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 今晩、2頭の出産がありました。おす、めす1頭ずつ、本音はおすばかり生まれてほしいのですが、それは贅沢な悩み。まずは無事に生まれてくれたことに感謝です。
 昨日、農家の人たちと花見をしたとき、福島県での20km圏内に取り残された牛の話となりました。見殺しにしなければならないのかと思う辛い気持ちは、同じ生き物を飼う者として痛いほど分かります。生き物を扱う仕事では、どんなに完璧を目指しても、死を避けて通ることはできず、辛く悔しい思いを幾度となく経験もしました。それでも、その辛さ以上の喜びがあるから続けられるのかなぁ、と話をしました。
 割りの合わない仕事かもしれない。でも、誇りをもって仕事をしている。その仕事を続けられるためには、後継者がいること、そしてそのためには安定した経営ができること、魅力ある仕事になるために政治の役割はあるのだと思います。
農業の大切さ、食料の大切さと尊さを伝えていきます。

北海道議会議員 藤沢澄雄