30日、新ひだか町にて道議会議員選挙立候補予定者による公開討論会が開かれ、候補予定者のひとりとして参加させていただきました。現在のところ立候補を予定しているのは私を含めて3名ですが、この日出席したのは2名。私は、公開討論会は有権者に候補者の考えを訴える格好の場であり、有権者に公平な判断材料を提供する理想的な場だとも考えるので、それが全員参加ではなかったことが残念でなりません。勿論、欠席した方はそれなりの理由と考えがあってのものと思われますが、私にとっては自分の選挙戦略上の予定以上に優先したい行事です。

当日は100人以上の出席とユーストリームでの生中継をネット配信しましたが、管内有権者への浸透はまだまだ充分ではないようです。今後、このような企画が管内各地で行われるか、ネット環境の充実等がなされることで、一歩ずつ有権者の意識が変わってくれることを願います。

話題となった内容は、道内の防災対策、道財政問題、管内の医療問題、広域連携、議会改革などについて意見を述べあいました。もっと違いを明確に、挑発的な意見を言った方が盛り上がったのかと、今頃になって反省しています。私の個人的な感想として、コーディネーターの相内氏の鋭い質問と話題の展開が「公開討論会」を盛り上げていただいたように思います。一問一答形式で2分間で自分の考えを完結させる難しさや、より具体的な政策提示をする必要性を感じ、宿題を与えられたような気持ちです。理想的にはディベート形式で候補者同士の議論が良いのでしょうが、もう少し時間がかかりそうです。まずは、全員参加と有権者が公開討論会で判断する土壌づくりから始めたいものですが、道内唯一の道議会議員選挙の公開討論会を実施された日高中部青年会議所の皆様に心より敬意を表します。