首都圏では放射線物質の水道水汚染による「水パニック」が起きているそうですが、1歳未満の幼児に限っての飲用自粛を呼び掛けているのにも関わらず、我先にミネラルウォーターを買い漁ることで、水不足が起きています。レンホウ大臣がいくら「冷静な対応を」と呼び掛けても、この始末です。
 国民が皆、国の一大事に「今、自分ができることは?」と考えているのなら、真っ先に「買い占めはしない」「自分は我慢する」をひとりひとりが実行することではないでしょうか。北海道でも米が店頭から消えたとの現象が一部で見られましたが、私は「無ければパンでも麺でも良い」と妻に話しました。
 一方、大震災を受けて、北海道内でも自粛や節電の動きがあります。節電に限ると、北電は東電に対して送電能力いっぱいの60万キロワットを供給しているのですが、北海道がもっとも電力を必要とする冬場の現在でも1割以上の余裕があるというのです。節電は悪いことではないのでしょうが、それが関東の電力不足を支援することにはなっていないということです。
 私は無意味な自粛による経済停滞を心配しています。関東地方のある国会議員も友人の結婚式が延期になった、米寿のお祝いを止めてその費用を被災地に寄付したとのツイートがありました。素晴らしいことですが、私はそのようなキャンセルが続発することで地元のホテルや飲食業者のダメージを心配します。
 これからは日本全体が復興に向けて力を合わせる時、そのうち多くのひとがそれに気がついて“自粛”の声よりも“消費”の勧めがばっこするような気がします。買い占めではなくね…

北海道議会議員 藤沢澄雄